【カサンドラ日記①】繊細アスペルガー夫といて辛いこと〜理解し合うことの難しさと蘇生術〜

夫の観察日記

こんにちは。
お久しぶりのめがねです。

いや〜だいぶ、
ブログを更新できていませんでした。

なぜかって?


いろいろあったからです。疲



大きな変化と、
日々の積み重ねと・・・
(落ち着いたらまたブログにしたいと思います)


フルタイムの仕事に加え、子育てと繊細夫の心の変化に振り回され、
書きたいことは沢山あるのに
文章に起こす作業がどうしても手につかない・・
まとまらない・・

そんなこんなで更新が途絶えてしまっていました。


今回はようやく重い腰をあげて、
内容まとまらないけど、書いてみようと思ったわけです。

タイトルにある通り、

俗にいう

カサンドラ症候群

一歩手前状態・・?
なのか・・?

と自分で思ったので、初めてこんなタイトルをつけてみました。
本当にカサンドラで悩んでいる人なんかよりも大したことはないのかもしれませんが・・
(不快に思う方がいたらすみません・・)


いろんな出来事やエピソードが多すぎるので、
思いついたことから書いていこうと思います。

①、とかつけているけど、続きものになるかは不明。。w

繊細な人、アスペルガー傾向の人、ADHD,ASD傾向の人が身近にいる方へ

こんな人もいるんだんな〜的な、緩い感じで見ていただければ幸いです。

そもそもカサンドラ症候群って?


カサンドラ症候群って、もしかしたらアスペルガー症候群よりかは
目にすることが少ない言葉なのかもしれません。

ネットで検索しても、出てくる記事の量としては全然少ないような印象。


カサンドラ症候群とは
アスペルガー症候群の夫、または妻(パートナー)と情緒的な相互関係を築けないために
配偶者やパートナーに生じる、身体的、精神的症状を表す言葉

Wikipediaより

アスペルガー症候群の人の持つ強い特性

こだわりが強い、だったり
相手の気持ちを汲み取れない言動だったりがきっかけで
パートナーとコミュニケーションがうまく取れなくて
わかってもらえない・・と自分に自信が持てなくなる。
また人に相談しても理解してもらえず辛くなる・・・
そして体調を崩したり精神的に衰弱してしまったりする

そんな症状が出ることを、カサンドラ症候群というそうです。


私の場合には、自分に自信がなくなるというよりは、
身体的な不調と、一緒にいること自体が疲れてしまう、お酒が増えてしまう・・
そんな状態が日々積み重なっている感じです。

「俺は家政婦じゃない!!」余裕がない時に豹変する夫

我が家では、私がフルタイム勤務、夫が自営業の共働きです。
平日の娘の保育園のお迎えは、二人で早く迎えに行ける方が担当するスタイル。

元調理師の夫が晩ご飯を担当し、私が洗濯だったり娘の身の回りのことを世話する、
そんな日常が定着しています。

こだわりが強すぎる夫は、
キッチンの調理器具だったり食器、冷蔵庫の中身など
キッチンはほぼ夫の城と言っても過言ではない我が家。

私があまり料理が好きではないから、
逆にとてもとても助かっています。


普段は夫がキッチンに立って腕を振るってくれるのですが、
仕事のことや人間関係など、
気持ちに余裕のない時にキッチンに立つと、
人が変わったようにスイッチが急に入り、
キレ始めたりすることが時々あります。


先日もそんなことがありました。





娘が珍しく夜に発熱。
翌日私は人手不足の中、
無理言って他店舗からヘルプをもらって午後に帰宅しました。

それは、
夫がやりたい作業があるからそれをどうしても進めたいので帰ってきて欲しい、
そう言われたからです。
(顧客対応の仕事ではなく、あくまで自分の制作作業)


こんな時は、
「仕事ではないのであれば一日娘の面倒をお願い」したいところ。

しかも彼のやりたい作業は家でできること。
娘を寝かしつけてやることも可能な作業ではある訳です。

でも、やりたい時にやりたようにできないことに極端にストレスを感じる夫
子供をみながら仕事する、だったり家事をするということが極端に苦手な夫


ここで彼に時間を与えてあげないと、
あとあと辛くなってしまうだろうと思い、私は無理して帰宅しました。


帰って玄関を開けると、、
ちょうど娘が、寝室で大声をあげて泣いていました。

え!いつから起きていたの?!パパはどうしたの?!

パパは、隣の自分の作業場で、
耳栓をしてボーッと作業をしていました・・・


一瞬、どういう状況なんだと固まってしまいました。


娘はまだ微熱、
汗びっしょりで一人でベットでどれだけ泣いていたのかと思うとかわいそうで・・
ただただ声をかけて、抱きしめるしかできませんでした。


パパは、それに関して何にも思わないのか(聞こえてなかっただけなのか)
様子すら見にきませんでした。



気を取り直して、
リビングで飲み物飲ませて食事を取らせて、
二人でゆっくり過ごしていました。

私がいる安心感からか、娘は食欲もでて平熱にも戻り、
いつものようにテレビを見ながら塗り絵を楽しそうにやってくれていました。


休日の娘は、いつも私の膝の上で過ごしたがります。
料理をしに行くとすぐ呼ばれ、家事がなかなか進まずじれったい。

でも、今日は娘の体調のこともあるし、そばにいてあげよう。

さっき昼ごはんをたっぷり食べたのが15時くらい、
晩ごはん少し遅めでも大丈夫か・・


そうして18:30頃。


夫が作業に集中している間は、極力集中を途切れさせないようにと気は遣っていたけど、
そろそろ三人で何を食べるか相談しようかなと、夫に声をかけました。

はじめは、3人でひやむぎと豚肉の炒め物をサッと食べようか!
と、軽快に料理をはじめた夫・・

手伝おうか?とキッチンに行くも、
いちいち娘にこっちきて〜〜〜!と呼ばれ私は行ったり来たり。

結果何も手伝えず、夫に任せっきりになってしまいました。

すると突然・・・

夫がキレはじめました・・・

娘が病気の時ぐらい、もっと早く料理の支度をしたらどうなんだ!
毎回俺に何食べるか聞いてきて・・
こんな時くらい二人で勝手に作って食べててくれよ

俺は家政婦じゃない!!!



・・・びっくりした・・。

ぁあ、まただ・・・



確かに、私もいけない。
自分でメニューを考えて、自分達で済ませればよかったんだよね・・

でもさ、
せっかく三人で食事が取れる日だし、
三人で何食べようか?
って、聞いても良くない?

娘の昼ごはんはちゃんと食べさせたよ?

しかも私が帰るまでに夫が食べさせてなかったから、
娘の昼ごはんが15時くらいになっちゃったんだよ?

お腹空いてないって娘が言うから、この時間になったんだよ?

なんなら責任者の立場で、
急遽無理言って仕事切り上げて帰らせてもらってきたんだよ?

なんで怒られなきゃいけないのだ?

娘が泣いてても気づかず自分のことしてたよね?

つーか娘の前で、そんなこと言わなくてよくない?


私だって言いたい!!!!



・・・でも、
ここで言い返すと、頭に血が昇った夫がパニックになって
過去のケンカの種を矢継ぎ早に言い返してきて喧嘩が収集つかなくなるのは明らか。


いつものように、グッと言葉を飲み込み・・・


私は謝った。


「ごめんね。手伝えなくて。
娘の昼が遅かったのと、作業邪魔しちゃいけないと思ったし、
三人でご飯食べる方がいいかと思ったんだ。ごめんね。
あ、美味しそう」

・・そう言うと、
しばらくしていつもの夫に戻り、
三人でご飯は完了。


・・した。



アスペルガーだからとか、繊細だからとかは関係ないのかもしれない。

けど、おそらく彼の頭の中では、



本当は一日自分のペースで作業に没頭しようとした

けど急遽午前中うまく作業を進められなかった。

集中しているところで晩ご飯を作らなくてはいけなくなった

妻がいるなら勝手に食べててくれればよかったのに

ああもうこんな時間だ。自分なら6時から支度を始めるのに・・

何にも手伝おうとしないのか・・・・

やりたい作業がうまくすすまない・・

・・爆発!!!



そんな感じだったのでしょう。

私にも言い分はあるし、
ここは協力し合うところだよね?って思うけど、


いくつかのことを同時にできない
相手の気持ちを汲み取れない
コミュニケーションが行き違う

余裕がないと、夫はいつもこうなります。


正直なところ、
夫の爆発スイッチが切り替わると、
私は胃が痛くなって、ひどい時は動悸がする時もある。

グッと飲み込むことも、とても精神的なエネルギーを要します。

  

子供がいない時は、言い返して、とことん喧嘩して、仲直りができた。

けど今は、娘の前で喧嘩は極力したくない。
不安がるし、何より娘が悲しんでしまう。

  離婚、別居

というワードが頭をよぎることも時々あります。

誰かに相談しても、本質は理解してもらえない。


「晩ご飯を作ってくれるだけ最高じゃん!!いい旦那じゃん!
 仕事調整して娘をみてくれるとか助かるね!」

って、言われそう。

そう、確かにそうなんだよね。
確かに・・


ここ最近、そんな不安定な夫の精神状態がつづているせいで、
ちょっと前は娘が寝た後2人で晩酌したり映画を観るのが楽しみだったのに、
なんだか避けるように寝る時間をずらしてしまう自分がいます。


自分が我慢すればいい。相手が苦手とすることを理解し合わせてあげることが
繊細さん(HSP)アスペルガーのパートナーにしてあげれることだと理解はしている

けど、それを毎日意識していると、



「じゃあ私は誰に理解してもらってるんだろう?
 誰が自分の頑張りを見てくれてるんだろう?
 コミュニケーションを怠った私が悪いのかな?」

って、思ってしまう。


だから、カサンドラ症候群って言葉があるのかなぁ。
きっと、同じように苦しい気持ちで過ごされている方は多いのではないでしょうか?


私にとって、
というか娘にとって夫は絶対的に必要な存在ですし、
私や娘想いの優しい人であることは間違いないです。

だから、余計に我慢しなくちゃ、

私がちゃんと仕事と家事と頑張れればいいのだ。

そう思っちゃうので、心の休息がどんどん削られて疲弊していくのだと感じます。

時にはあえて向き合わないことも大事!!

 理解してあげたいけど、わからない・・

 わかって欲しいけどわかってもらえない・・

 かみ合わない・・意味わかんない・・

 あ〜しんどい・・



もう、疲れた時わたしは、

ちょっとの距離を置く(家出とかはしませんよw)

あえて一人の時間をしっかり作る

友人や娘との予定を優先する

そんなことをなるべく、
できる限り意識して毎日を過ごすようにしています。

そんな時間を満喫していることで、
夫自身も家族と過ごさなきゃ、という
プレッシャーや気疲れから解放されることも多いようなので、
「楽しんでおいで〜。」
「いい友達と過ごせていい時間を送れてよかったね。」と言ってくれたります。

すると結果、晩ご飯だけ3人で過ごす時、穏やかに会話が弾んだりします。


意識的に、定期的に。
夫とは別の充実した時間を過ごすことも、時にはお互いのためになるんだと感じます。

バランス感覚・・大事だ。




あー、


まとまりない文章・・・w





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