こんにちは!めがねです。
フルタイム勤務と子育てに追われつつではありますが、
心の落ち着きをある程度保ちつつある夫と
日々を淡々とこなしている最近です。
何度か過去の記事にしたことはありますが、
繊細で生きづらい夫には、鈍感族には感じえない
”悩み・苦悩”
を常に抱えては一人で悩んでます。
「そ、そんなこと気になる?」
「まだ気になっていたの?」
「そこまで考えすぎなくても・・・」
これが日常。
もはやこれは彼の生きがいなのか?
今日はその中でも、
私自身の生活に大きく影響を及ぼし
振り回されたエピソードを書いてみたいと思います。
まさにカサンドラ症候群で押し潰されそうな日々が始まったきっかけ・・・
そう、それはたび重なる
引っ越し
まだ繊細夫の城探しの道半ばではあるのですが・・w
自分自身の結婚生活を振り返る意味でもまとめてみたいと思います。
同じようなご家族やパートナーがおられる方の、微々たる参考になれば。w
引っ越し① 新婚で一緒に暮らし始めて感じはじめた彼の特性
新婚一番始めに一緒に住み始めたのは東京都内の賃貸マンション
決めた理由は夫の職場にほど近く、私の通勤にも便利だったから。
都内のど真ん中のマンションなので、家賃+駐車場代だけで15〜6万くらいはしたかな?
高すぎる家賃ではあったけど、共働きで一時的に借りるならいいかと決めた部屋ではありました。
繊細夫(その当時は彼が繊細アスペとは意識してない)は住み始めてまもなく
なんだか毎日しんどそう・・
暗い・・?根暗・・?どうした・・?
考え込む場面が増えていきました。
家賃が気持ち的にプレッシャーを与えているのかな・・
とは思っていたけど、それだけではないようだった。
半年もせずそのマンションから引っ越すに至った一番の理由、それは
交通量の多さからくる”音”と、
道路挟んだ先にある警察署の”音”
これが一番の決め手だったかと思う。
都内に住んでいるんだから、
車の音くらい・・と思うかもしれないですよね。
真夜中の交通量と、クラクションのすごいことすごいこと・・・
眠っていてビクッとするほどの振動を、マンション7階で感じる上、
もう一つの問題の音、
警察署のビルの屋上で早朝に行われている
朝礼?訓練?の集団の雄叫び・・・😇
休みの日の朝方からその音に起こされる毎日に、鈍感な私でも流石に悪夢みた・・笑
警察署にクレームの電話を何度も入れていたと仕事から帰って聞かされて
「あ、そこまでするんだこの人・・」と感じたのが一つ。
もう一つの理由は、
日当たりと落ち着かない空間
その賃貸マンションは、築年数自体はとても古かったけど、
フルリノベされたスッキリモダンな空間
お風呂も新しく、キッチンも広々。
二人で住むには十分すぎる広さと設備だったので、私自身はさほど気にならず。
むしろ快適と感じていたほど。
家具とかクロスとかカーテンとか・・
一緒に選んで買いたいな〜と言っても、全然気乗りしていない・・
何ヶ月も、殺風景なままの新婚部屋・・
何かが気に入らない・・気乗りしない・・?
その何かは今でもはっきりわからない。
さらに夫が気にしていたのは
南向きなのに日当たりが悪く、観葉植物が育たないこと。
北側玄関横の6畳間なんて、入る気にもならないとのことで、単なる物置に・・
性格が根暗なので、日当たりの良い部屋でないと滅入る、とは言っていたけど、
本当に根暗になっていってる気が・・汗
さらに結婚を機に転職した私の配属先も最悪で、
残業なしというから決めた会社なのに、
入社して初日から23時帰りという・・・😓
なんだか運気も気分もあがらない上お金も飛んでくということで
たった数ヶ月でお引っ越し決定。
この時に初めて、
この人は自分の空間への違和感を許容できない人なんだなー、
音のストレスに敏感なんだな〜
と、うっすら感じたような気がします。
めがねはというと、引っ越し慣れしているのと新婚なのもあり
まだ呑気に過ごしていました。w
引っ越し② 近距離引っ越しで日当たりと音は解消するも・・
次に夫が見つけた物件は、前回の賃貸と全く真逆のような部屋
小さい3階建?4階建?のビルのワンフロア、2DK?だったかな。
二人暮らしには狭め
バスタブなし
キッチンのコンロなし
天井一部低く、ベットをおく場所なしw
その代わり、2面斜光で日当たりは良すぎるほどよく、道路一本入っているので静か
事務所兼自宅にしている人もいるような、エレベータなし物件。
この落差すご・・w
ここに越してしばらくは、考えこむ時間が減り、気持ちが落ち着いた繊細夫。
夏は暑すぎ、冬は寒すぎるけど、得意のDIYで窓を目張りしたり、
玄関からの冷気を遮るよう自作の扉を取り付けたり・・
家賃もセーブできるしと、それなりに2人の新婚生活は楽しく過ごせていました。
数ヶ月が過ぎ、
次の試練が私たちに訪れる・・
妊娠に喜び・・
流産、死産に精神崩壊・・
産休前後の上司のマタハラ・・
私の人生の中で最も地獄のような日々を
夫に支えてもらいながら過ごすことになりました。
(これに関してはかなりセンシティブな内容なので、また別の機会に書けたら書きます)
そんな体験を乗り越えながら毎日を過ごしていく中で
『この大都会のど真ん中でどう子供を育てていけば良いのか』
夫はわからなくなっていったようでした。
亡くしてしまった命ではあったけど、
少しの間パパになる準備をしていた夫は
だんだん極端な妄想までするようになっていき、
公園が近所にあまりない・・
毎日家の中でスマホやゲームばかりする子になってしまうんじゃないか!
だったり、
都会はいじめが多いって聞いたことがある・・
悪い友達ができて悪の道に進んでしまったらどうしよう!
だったり、
産まれてからすぐ排気ガスを吸わせ続けると病気になってしまうんじゃないか!?
だったり・・。
私から言わせれば都会で立派に子育てして
優しく健康な子に育てている人なんてごまんといるのに、
(とゆーか私だって一応都会育ちですけど?w)
偏った考え方が突っ走り、
このままここに住んでいてはダメな気がする・・
と考えまくる日々に陥っていました。
”考えすぎる”・・・
夫の一番の特性とも言える一面を初めて垣間見ました。
心配性が行き過ぎると考え過ぎて、わけわからん方向にいってしまう・・
考えすぎだよーの私の一言に過剰に反応し、
言い合いが勃発するようになったのはこの頃からでした。
私自身は実家(東京)から離れるのは子育てする上で不安ではあったけど、
自然に囲まれたところにマイホームを持つのも憧れではあった。
子供を亡くす経験をした土地だと思い出してしまって辛いし
マタハラするような会社は辞めて、新天地で新たに就職しよう
良い環境で生活を立て直そう!
そもそもこの家で子育ては無理だしょ!(そもそも論・・w)
そう2人で前向きに決めて、今の神奈川の田舎に越すこととなったのでした。
この決断は、現在までここに住んでいて正解だったと思えるし、
夫自身もここに越して、娘をこの土地で育てられて良かった、
良い決断だと思っているようです。
しかし・・・・
さあ、ここからが大変。
めがねのカサンドラな日々が始まるのだ・・・w
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