こんにちは!めがねです。
以前夫のこだわり、引っ越しの乱にて
新築に引っ越した初日から、壁紙に珪藻土を塗りたくったというお話を
軽く書かせて頂いたのですが、
実際どうやってやったのか?
何を揃えたらできるのか?
などについて、実際に素人めがねも珪藻土塗りをガッツリ手伝いましたので、
その経験談をまとめさせていただきます!
そもそも珪藻土とは?メリットとデメリットは?
珪藻土(けいそうど)とは、
藻類の一種である珪藻の殻の化石からなる堆積物。ダイアトマイトともいうらしいです。
最近では珪藻土マットなど、市販のものも多く販売されていますよね。
私が思う珪藻土を壁に塗るメリットデメリットは以下のもの
【メリット】
・自然由来のものなので、体に害がない。
・子供の喘息、アレルギー対策として有能
・湿度をコントロールしてくれるので、カビが生えにくい
・剥がれても塗り重ねられる
・素人が塗ってもオシャレに仕上がる
・あけてすぐ塗れる珪藻土を利用すればより簡単
【デメリット】
・最低限の道具は購入しないといけない
・壁の面積が広い、天井が高すぎると塗るのが困難なケースも
・プロの仕上がりを求める場合は業者依頼の方がベター
・時間をある程度かける必要がある
実際珪藻土を部屋のどこに塗ったの?
実際に、新築を購入する前は築30年くらいの古家に住んでいた私たち
その時に自分たちで内装のリフォームを始めたのがきっかけ。
とにかく価格に見合わないものにお金は払いたくない夫。
業者に見積もりをとっては考え込み、
自分でやった方が安い。という結論に至り、結局全て自分でやっちゃった。w
その時と今を含めてあげると、下記の部分に塗りまくりました。
・脱衣所(とにかくカビをはやしたくない!)
・寝室(空気がこもりたくない!湿気てほしくない!)
・リビング一部(既製品の壁紙が見えるのが嫌だ!)
・日照時間の短い部屋(カビるぞ絶対!)
・トイレ(水まわりは絶対だ!)
これがまた、塗っていくうちにコツというかがわかってくると
なんだか楽しくなってくるんです。
そして、やはり珪藻土に覆われた空間はなんか温かみが感じられて、空気もいい気がします。
古家で経験した珪藻土の良さを新築にも、
ということでひたすら珪藻土を我が家では採用しているわけです。
いざ珪藻土を塗ろうと思ったら、何を買い揃えたらいいの?
下記はあくまで素人の私たちが行った際に買ったものです。
やっていくうちに、これがあった方が綺麗に塗れる、などで買い足したものもあります。
〈最低限必要なもの〉
・珪藻土
5kgで¥4,600くらい(面積3〜4㎡くらい)
珪藻土は、断然このあけてすぐ塗れるタイプのものを選択して欲しいです。
粉を水と攪拌するタイプは値段的に安いかもしれないですが、労力が半端ないです。
練ってあるタイプのものが、途中残ってしまってもビニールなどで覆って乾燥を防ぎ
蓋をしっかり閉めておけば次の休日に続きができますよ。
またホームセンターに行くと、様々な色のものが揃っていますので、
部屋の雰囲気や好みによって、選んでみるといいと思います。
白は白でも、真っ白もあればアイボリーのような白もあるので、全然部屋の印象が変わります。
・古壁用強化アク止め材
古い壁紙の表面にはシミやアクなどが染み込んでいて、そのまま上から塗ると珪藻土にシミなどが
浮き上がって綺麗に塗れないことがあります。珪藻土を塗る前にこのあく止め材を塗ることで、
綺麗に仕上がって、さらに珪藻土が剥がれにくくなります。
古い壁紙に塗る際には必須なんじゃないかなと思います。
・小手(コテ)
このタイプの小手は初めは購入しておらず、もう一回り小さい手ごろな値段のものを使用していました。でも、上記のような真四角のものが、一番広範囲をシューッと塗れて、効率が断然上がりました。
このタイプも非常に使いやすかったです。
先っちょの尖った部分でスイッチ周りの細かい部位を塗るとか、窓枠周辺の部分だったり
珪藻土を少量すくって塗るなども細かい作業に使えました。
このタイプのコテもあると便利でした。
どうしても角を仕上げる時には、上の大きいものだとやりづらかった。
素人には、角用のもあって正解でした。
・小手板
小手板も必須。
コンパクトな小さめは選ばず、軽くて持ちやすい、面の多少広めのものがおすすめ。
小手で珪藻土をすくう時、ぼたって落としてしまうこともあるので。
・マスキングテープ・マスカー
仕上がりを綺麗に見せるには、このマスキングテープは必須です。
窓枠、床との切り返し部分、扉の枠など、とにかくしっかりマスキングをしておくと
出来上がりが段違いです。
このマスカーも必須アイテムの一つ。
我が家は天井まで珪藻土を塗っていたので、小手からこぼれ落ちた珪藻土がぼたぼた床に・・
その都度濡れ布巾やウエットシートで拭き取っていました。
このマスカーがあれば、養生テープとシートが一体化しているので、床や家具を一時的に覆って
しっかり保護することができますよ。
素人でも、おしゃれな部屋にできる!
塗る時の注意点があるとするならば、
壁紙の上から塗ること
この珪藻土塗りの話を家族にすると、既存の壁紙を全部剥がした状態にしないといけないの?
と聞かれましたが、それは違います。
汚れた壁紙の汚れを落として、珪藻土のアク止め材を塗る
その上から珪藻土を塗るのが正解みたいです。
古家の時に、壁紙を剥がした状態で珪藻土を塗った面では、全然きれいに塗ることができなかったです。珪藻土がなめらかにのびず、ボソボソになって効率大幅ダウン
仕上がりも汚くなってしまいました。
全く知識がなかった私たちは、先に壁紙を剥がしちゃったんですよね。
大失敗だと後から気づきました。
塗ってみて、仕上がった部屋に住んでみて感じたことは、
上記のメリットでも書いたのですが、やはり
・カビが生えづらい
・部屋がぐんとおしゃれになった!
・汚れても、剥がれても何度でも塗り直せる
(子供の落書きなんて怖くない!w)
・部屋の空気が爽やか。
とにかくいいことだらけでした。
壁紙を業者に頼むと工賃も含め費用が高くなってしまう
自分でシワなく壁紙を貼るのは素人にはとてもじゃないけど無理。
珪藻土は粗めに塗ってもカフェ風のいい感じの雰囲気に仕上がるので、
神経質にならなくても簡単にリフォームが可能です。
家族みんなで楽しくやれば、家族の仲も深まって一石二鳥。
しかも自然由来のものなので体にも害がなく、扱いやすい。一石三鳥。
新築に珪藻土、はおすすめできるかわからないですが・・・w
長く綺麗に住みたい
日当たりの悪いところのカビを未然に防ぎたい
数十年住んだ家の壁を自分で綺麗にしたい
そんな方には、是非とも珪藻土を検討してみてください!!
参考になれば嬉しいです😊
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