【夫の観察】アスペルガー傾向の繊細夫が生きづらさを感じる場面とは?

夫の観察日記

こんにちは。お久しぶりのめがねです。


私の夫は繊細です。
そしてADHD(注意欠陥・多動)
アスペルガーの気質を持った男です。

そんな彼と一緒にいると、とにかく

生きづらそう・・・・




そんな感想を見ていて感じてしまいます。

今回は久しぶりに夫の観察日記を書くということで、
どんな時に生きづらさを感じているのか、最近の出来事まとめてみたいと思います。

同じような気質を持った方、家族にいらっしゃる方の気づきになれば幸いです。

ケース①音に敏感すぎて、犬ノイローゼに・・?!

夫は極端に ”音” に敏感です。
不快な音が耳に入ってくるだけで心がざわついたり集中力がなくなったり
ストレス値がぐんと上がってしまいます。



以前五感に敏感な夫の特徴をまとめた記事はこちら

【感覚過敏】HSP夫の五感の敏感さを観察してみた
こんにちは、めがねです。私の夫は、感覚過敏です。HSP傾向があり、こだわりの強い夫は、とにかく苦手なものは究極に苦手。そして五感に訴えるものは、なんだか喜怒哀楽がものすごく態度や表情に出やすいです。今回は五感(視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚)...


そんな夫は最近、その ”音” に悩まされています。

というのも、
数年前に我が家の近くに、ドッグランがオープンしました。

近くといっても、窓からすこーし見える程度。
晴れた日には遠くで犬の鳴き声が多少聞こえてくる程度。


それにも関わらず、音に敏感な繊細夫には
脳天を突き刺すように犬の鳴き声が聞こえてしまうようで

犬の鳴き声が頭にガンガン入ってきて
仕事に集中できない!

引っ越したい!!

と、怒り大爆発・・・

私からすると、実家で犬を飼っているのもあり、
実家のお隣さんの犬が昔っからうるさすぎて気にもならないのもあり
全くと言っていいほど気にならない・・

が、

彼にとっては死活問題。


ある時は犬の鳴き声が辛すぎて、警察に苦情の電話を入れたほど・・
でも、そんな電話したところで、ドッグランの経営者も完璧に対策なんてできないだろうに・・


とりあえずの自分でできる対処法として

・耳栓を強化

・犬が集まりやすい週末に仕事や外出の予定を入れる

・雨が降ることを祈る・・w

ということで、
仕事の忙しさも相まって一旦は落ち着いている現在です。

ちなみに夫が愛用しているヘッドホンの記事がこちら

【HSP】音に敏感な夫が最近愛用しているBOSEのヘッドホンが最高すぎるらしい
こんにちは。めがねです。感覚過敏のHSP(繊細さん)にとって、音問題を抱えている方って、多いのではないでしょうか?繊細さんのいろんな本にも、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンなどで敏感すぎて疲れる、を軽減することがおすすめされていますよ...

娘が成長した数年後に引っ越しの計画も出ているのですが、
それまで耐えられるのか・・・汗


ケース②人が集まるところに疲れる・・娘の運動会が苦痛・・!!

人が苦手な繊細夫(パパ)の試練というと、

娘の保育園行事

1年間で最も大きな行事となる運動会が、
繊細な彼にとって複雑なイベントなのである。


コロナで縮小されている中の開催だった去年の運動会は、
大人2名までということで、大きいカメラを担いで3人でいざ当日。

グラウンドの広い空間で、
子供達、先生方、お父さんお母さんが一同に介し本番が始まりました。


私に関しては、普段会えないお母さん達とのコミュニケーションが楽しみで、
子供もみんな集まり談笑。
楽しく運動会に参加できました。


が、


夫はというと、

カメラ片手にほぼ誰とも話さず遠目にスタンバイ。
「〇〇ちゃんのパパ〜」と話しかけられるのはちゃんと受け答えするし
愛想はとってもいいのだけど・・


終わって家に帰ってからどっぷり疲れて、


娘より先に就寝・・w


とにかく人に疲れてしまう夫。
特に自分の仕事関係の人間が集まるところならまだしも

”娘のお父さん”

というポジションで、当たり障りない挨拶を交わすということ自体が
なんだか気が張って落ち着かないんだそう。

その経験がかなりきていたようで、
今年の運動会は仕事を入れて、私の両親に参加をお願いするという結果に・・
(ちなみに保育園のその他の行事関連は全て私一人で参加しています)

今年の運動会も親の人数制限があったので、頼まれた私の両親は大喜び。
娘もじじばばが来てくれて大喜び!ではあったけど・・・。

来年以降、

パパにも来て欲しい・・・と、言われる気がするなぁ・・

どうするんでしょうか。w

動画が撮れる時代で、良かった・・・w

ケース③空気が読めずこだわりも強すぎて、業者と一悶着!?

たびたび、夫は業者とウマが合わず、口論になる。


それもこれも、
夫の揺るがないこだわりと、
相手の立場に立って空気読んで話ができないために勃発しているように思います。


例えば以前、
夫は私の実家にウッドデッキを作ってくれました。

そのウッドデッキに使用する木材を、
一度利用したことのある木材業者に注文した夫。

いざ届いて父や私も手伝いながら、
コンカンコンカン作りすすんでいきました。


しかし、


購入したデッキ材は品質が悪く、さらに板それぞれが歪んでいたりそっていたり・・
お世辞にもいい出来にはなりませんでした。
(最安値で購入したので、不良品というわけではなかったので返品不可)

数ヶ月して、再度木を購入し直して作り直すことにした夫と私たち。

夫は前回と同じ業者に別の種類のデッキ材を電話注文

その際に・・

前回の木材に反りや歪みがあったことを伝えて、
今回はしっかりそういったものを省いてくれと、色々細かく注文したようです。
さらには実家に作業に行く日程に合わせて、急いで送ってくれとも注文したそうな。


すると業者が、

「今後一切うちに注文してくれるな!!」

と、言い放って電話を切られてしまったそうです。

直接やりとりを聞いたわけではないのですが、
まあ・・なんていうのか・・

業者も業者で酷すぎるけど、
言い方だったりニュアンスだったり、相手の様子を考えて話せれば
怒らせることはなかったんじゃないかなーと思ったり・・

仕事から帰るとかなり凹んで、
落ち込んでいる夫がそこにはおりました・・。

結局別の業者に同じ要望を出したら快く対応してくれて、
ウッドデッキは無事完成しましたが、

鈍感人間の私だったら、

安い木材だから仕方ないか〜
別の業者に今度は頼も〜



と、単純に考えて終わるところですが・・。

私の親が材料費を出すという話だったので、

なるべく予算に負担をかけないように作りたい
なるべくいいものを義両親に作ってあげたい

という、夫なりの気遣いや思いもあれこれあってのことだったようで
聞いてるこっちが申し訳ない気持ちになってしまった。汗

こういったことは実はわりと頻繁に起こっていて、
機材メーカーだったりガス会社だったり、
不動産屋だったりハウスメーカーだったり・・

要望がうまく伝わらなかったり
こだわりが細かすぎて断られたり
何度も何度も修正を要望して呆れられたり・・


それでもちゃんと真摯に対応してくれる業者もあるので、
今ではそういった業者との関係のみ続けている感じ。

割り切ったり、言い方を変えてみたり、
要望をうまく通す空気を読んだ会話術

これが彼にとってはとても難しいことのようです。

まとめ

最近あった事例をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?

どれも共通して言えるのは、
感覚が繊細で共感力とこだわりが高すぎる結果

疲れてしまったり、
周りの目を気にして考えすぎたり
人とのズレを感じて傷ついたり・・

そんな場面を一緒にいるとよく目の当たりにします。

そんな繊細で生きづらさを感じる夫の妻としてできることは

なるべく共感して聞いてあげる
 「確かに犬の鳴き声聞こえるね。家で仕事していると気になるかもね」
人が集まる場所に行くかを本人に決めてもらう
 「娘の運動会、今年はどうする?両親に来てもらう?どちらでもいいよ」
こだわりを否定しない
 「そこまで値段や出来栄えを考えてくれてたんだね、ありがとう。」

そんな言葉を意識的に言うようにしています。

本人の気持ちを尊重し、
本人にしか感じ得ない感覚を大切にしてあげると
比較的心穏やかに過ごせているように思います。

私自身に余裕がなくて、できない時もありますが・・w

同じような体験をしている方の、何か気づきになれば幸いです。

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