【実際どっち?】夫はHSPなのかASDなのか

夫の観察日記


こんにちは。めがねです。


わたしのブログ内では、わたしの夫は繊細なHSPの気がある夫

と書いているのですが、

調べてみると

ASD(自閉症スペクトラム)の特徴も合わさっているような?

実際はどっちなんだろう?

どっちもあるのかな?

など考えたりもしていました。

今回はそれぞれの特徴、違いなども含め調べてまとめてみたいと思います。

HSP(Highly Sensitive Person)とは

HSPとは、感覚が繊細で共感力が高い特徴を持った人のことを言います。


・深く考えすぎる

・五感が鋭く敏感に反応してしまう

・人に共感しやすいため、人間関係で疲れやすい

・想像力が豊か

・アートセンスに優れている

・小さな変化に敏感に反応してしまう。

・こだわりが強い

・一度にたくさんのことを考えられない

などの特徴があります。

わたしの夫は、これに全て当てはまっています。



HSPは病気ではなくその人が持つ”気質”であり

全人口の5人に1人はこの特性を持った人がいると言われています。


人間背の高い人と低い人がいるように

繊細な人と鈍感な人もいるよね、って感じでしょうか。


5人に1人、というのは多いようですが社会的には少数派。

生きづらさを感じやすいHSPさんが多いようです。



この記事を読んでくださっている人の周りにも、

そういえばあの人この特徴持っているかも?な人が

家族だけでなく学校や職場、友人などでいるのではないでしょうか?




わたしは夫と出会った当時はこのHSPの概念を全く知らず、

ケンカと仲直りを繰り返す中でこの特性を少しずつ理解し始めているところですが、

この気質の人間と毎日接していることで

職場のあの人も、実はこの傾向があるのかも?

いくら注意しても改善されないのはそういうことか?

と、気づいて接し方を改めることができるようになったように思います。

ASD(自閉症スペクトラム)とは

ASDとは、(Autism Spectrum Disorder)の略で

対人関係が苦手で強いこだわりを持つ、といった特徴を持った発達障害のことを言います。

ASDは大きく分けると、

知的障害を伴う自閉症

知的障害を伴わない自閉症(アスペルガー症候群)

に分けられます。

知的障害を伴わない自閉症の特徴を挙げると、

・こだわりが強い

・スケジュール管理がうまくできない

・1つのことに集中し周りが見えなくなる

・相手の立場に立って物事を考えられない

・言葉を文字どおり解釈してしまう
 (ニュアンスから察することができない、冗談が通じない)

・完璧主義

日常生活を送る上で困ってしまう、生きづらさを感じてしまうような場合が当てはまります。



ネットで調べると、似たような特徴を持つものとして

ADHD、自閉症、アスペルガーなど

いろんな言葉で書かれていることがありますが、

これらには共通した特徴も見られることから、これら全てを

ASD「自閉症スペクトラム」

と合わせて表現した言葉のようです。




わたしの夫は、この知的障害を伴わない自閉症

アスペルガー症候群の特徴も持っているんだと思います。
(診断されていないですが、ネットの無料診断では95%適合したことあり)

上記の特徴全てに当てはまり、

時々生きづらさを感じてメンタルが不安定になることもしばしば。

平気で傷つく事を言ってきて喧嘩になったり(本人は冗談のつもり)

スケジュール管理が苦手で仕事と詰め込みすぎて一人で自爆していたり

こだわりが強すぎて他のやるべきことをそっちのけで丸一日作業に明け暮れたり・・



精神的に追い込まれると、うつっぽい症状が出て、

1日中何も手につかずぼーっとして過ごしてしまったり

考え込みすぎて胃腸を崩してしまったり、

やらなければいけない仕事が手につかず

さらに追い込まれ睡眠障害になって悪夢を見る、など。

ひどい時はこんな状態になっていることがあります。


HSP・ASDどちらも「病気」ではない


自閉症って言葉を使うと、

わたしの子供は自閉症なんだ・・
わたしの夫は病気なんだ・・・
自分は精神病なんだ・・


と、悲観的に感じてしまう方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

私自身、こう言った特性を持った人間と接したことがなく生きてきたので、

「なんでこの人はこんなことで怒るんだろう
 どうしてそんな言い方をされなきゃいけないんだろう
 わたしこの人と一緒に暮らしていけるんだろうか
 病院に行かせたほうがいいのではないか」

と、沢山たくさん悩みました。




こういった特徴を持った人は、生きづらさや挫折感を人より多く感じ取ってしまう分

実際うつ症状だったり精神疾患を伴いやすい傾向にあるのかもしれませんが、


わたしは夫と生活する上で、


「この人は病気じゃなくて、こだわりが強いだけ。
 繊細すぎて、考えすぎてめんどくさい男なだけ。」




と思って接するようにしています。


なぜなら、



病気だと決め付けたところで、

何も本人にとっても私たち家族にとっても

何もいいことはないからです。




そして彼の中の問題点が解決している時は、

なんの問題もない穏やかな夫であり、普通の優しいパパだからです。

接し方次第で、生きづらさが解消され能力を最大限に発揮できる!

わたしは夫に対し、

妻としてどう接してあげることが



彼にとって居心地のいい環境を作ってあげれるのか

自己肯定感の低い彼に自信を付けてもらえるのか



毎日分析しつつ、トライアンドエラーで実践しています。


例えば、



「前に言ったよね?」じゃなく

「前にも言ったかもしれないけどちゃんと伝わってなかったからもう一度言うとね・・」

と言い回しを変えてみたり、

今はこの仕事の件で頭がいっぱいだろうから、

それが終わってから来週の予定について聞いてみよう、とか、

彼がこだわりを見せるところに関しては、こだわりを貫かせてあげよう

集中したいときに集中させてあげよう、とか。



接し方だけでなく、

彼が今求めているものはなんなのか
(一人でいる時間?音楽を聴く時間?没頭できる時間?)

を考えてあげることが

何よりもお互いにとって大事なことなんだと気づかせてくれました。



これを意識して接することで

夫は心に余裕が生まれて

仕事の効率がぐんとアップし自信がつき

気持ち穏やかに、家族との時間を過ごせたりする


「気を遣ってくれてありがとう。時間をくれてありがとう。」

という言葉をかけてもらえたりします。


その言葉が聞けた瞬間、

「ああ、やっぱり今彼にはこれが必要だったんだ。」

と、正解が見えた気がするんです。




ASDであってもHSPであっても、


周りの接し方次第で、

どんな人でも生きづらさを感じず自分の才能を発揮できるんじゃないか



そんなことを私に日々教えてくれる夫に感謝をしつつ(忍耐力も確実にアップしたw)

この人との生活を楽しんでいきたいなと思います😊


同じような思いをしている方の参考になれば嬉しいです。

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