こんにちは、めがねです。
私の夫は、感覚過敏です。
HSP傾向があり、こだわりの強い夫は、とにかく苦手なものは究極に苦手。
そして五感に訴えるものは、なんだか喜怒哀楽がものすごく態度や表情に出やすいです。
今回は五感(視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚)に分けて、彼の傾向をまとめてみようと思います。
①〈視覚〉色・明るさ・歪みに敏感・乱雑な広告などにストレス
夫は芸術関係の仕事をしているのですが、
(身バレしないよう業種は伏せさせていただきます)
色味、照明の色、明暗などの感覚がとても繊細です。
一般人には出し得ない色の感覚、光の感覚あって、そのおかげで今の仕事が成り立っているし
見る人を魅了しているのではないかと思います。
しかし最近老眼が入ってしまい、めがねとは無縁の生活をしてきた夫は
めがね作りを余儀なくされているのですが、
ちょっとのピントの取り方、見え方の感覚に違和感を感じ、
なかなかしっくりくるめがねが出来上がらず、何度も何度も作り直し、測り直し・・
かなりフラストレーションを溜めています。
あとは電車やバスの中の宣伝広告が不快で仕方なくて、通勤がものすごく苦痛なんだとか。
なるべく視界に不快なものが入らないよう意識したりしているそうです。
②〈嗅覚〉好みの匂いに執着・些細な匂いにも不快感
匂いにとっても敏感な夫
お気に入りのお香は数限られていて、一つ気に入った匂いに出会うとそればかり
魚を焼いた後のこもった匂いが許せなくて、換気とお香は欠かせない。
子供が生まれる前は魚を家で焼くなんて、焼肉を家でするなんてあり得ない!
と言っていた夫ですが、娘に魚を食べて欲しくて、
臭いを我慢して焼いてあげているw
焼肉はお休みの日のご褒美で焼肉きんぐへ。w
生ゴミ臭も極端に嫌うので、生ゴミはビニール袋に密閉して捨てるがルール化
ゴミの日に欠かさずゴミ出しをするのはもちろん、
臭ったら即外のゴミ箱に移動するように徹底しています。
ちなみにこないだまで使用していたおむつバケツは、もちろんベランダに配置されていました。
③〈味覚〉とにかく味にうるさい・金属を極端に嫌う
味へのこだわりは半端ではないのは、以前の記事でも書いているのですが、
味にうるさすぎて、出会った頃は一緒に初めての飲食店に行くのが嫌になったこともw
入っている隠し味とか調味料も、舌で感じてわかるようです。
古い油を使っているな、とにおいや味で感じると、食べる気がなくなるそう。
(食べ残しは嫌いなので我慢して食べてはいますが、どんどん不機嫌になっていく・・汗)
あとこれは味覚に入るかどうかわからないのですが、
極端に金属製のカトラリーを嫌います。
金属が舌に触れて鉄の味がしたり、銀歯と接触するのがものすごく不快なんだそう。
なので、夫専用の食器は全て木製。陶器のレンゲなど。
これは徹底していますね。
④〈聴覚〉人混みの音、声に疲れる・不快な音に病んでしまう
これは一番本人の問題として大きくて、一番対策が必要な部分です。
以前別の記事でも書いたのですが、自宅作業場が道路側で、
通行人の話し声、子供達の高い声、犬連れ仲間の雑談など
遠くで小さく聞こえる音でも、本人は気になってしまって仕事が手につかなくなるんだとか。
ノイローゼっぽくなってしまってる時もありました。
これを解決したのが、
ノイズキャンセリング機能付きイヤホン
仕事部屋の移動
心地いい音楽を流す
です。
この対策をしたことで断然仕事の効率も上がって、イライラする頻度も減りました。
車の騒音でも、普通の車の音は良くても急発進、急ブレーキの音が耳に残ってしまう
というのもありました。
(おかげさまでこの理由で住んでまもなく引越しを余儀なくされましたw)
あと、とあるレストランに行った際のエピソードですが、
まどなりに座っていたママ友二人。
声がとにかくデカくて、さらに言葉遣いが「ほんとに子持ちのママ?」って
耳を疑うような汚い言葉で、誰かの悪口を言い合っている。
確かに出てきたランチもそこまでめっちゃ美味しいわけではなかったけど、
それを耳で聞いてイライラしているのもあり、店員さんにも聞こえるような声で
「全然美味しくないこれ。コクもない。席を移動したい」
なんて言ってしまったり・・・
せっかく楽しく食事がしたいだけの私は一気に白けてしまって大喧嘩に発展。w
そんなこともありました。
ストレスを感じてる時、気に入った音楽を聴きたくなって、3人で食事中に
イヤホンで音楽を聴き始めたりすることも時々あって、ため息が出てしまうことも。
⑤〈触覚〉着心地のいい服を無限に着続ける
肌は私と違ってものすごく強くて、肌荒れとは無縁の男なのですが
肌触り、締め付け感などにこだわりがものすごいです。
なので、通販で服は絶対に購入しません。
静電気が出る服は絶対に嫌だ!と、買ってすぐに捨ててしまうことも。
なので実際に触って、着てみてじゃないと服を選ぶことはできないんですね。
そして気にいると、同じものを大人買い。爆買いw
一生その服を着続けられるようにとジーンズの在庫を買い占めて、店員さんにドン引きされたりw
布団カバーも気に入った素材があるので、私と娘と違う布団を使用しています。
まとめ
こうやって観察してそれぞれエピソードを上げてみると、
別にみんな同じじゃん?
HSPだから特別ってわけではなくない?
気になる部分は人それぞれじゃん?
って、自分で書いてて思いました。
一つ言えることがあるとすると、
人よりも人一倍こだわりが強い分
気になる部分も強く出てしまうってこと。
本人が気になるっていうのに、
「私は全然気にならないよ」とか、
「気にしすぎだよ」
と言った言葉は、夫には言わないように心がけて、やりたいようにやらせています。
それぞれに、生活する上でできる対策は必ずあると思うので、
何に敏感に反応するのか、
何が気になってストレスになるのか
を把握することで、
本人も一緒にいる家族も、
ストレスを感じず穏やかに過ごせるのではないかなーと思ったりします。
参考になれば嬉しいです😊
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